2018/10/13
糖質ダイエットをしている人の中で一刻も早く痩せたいと考える人は、有酸素運動を取り入れたらいいのかどうかを悩むのではないでしょうか。
今流行りのライザップでどのような指導をしているのかは私にはわかりませんが、急いで痩せたいという場合は、食事制限+筋トレ+有酸素運動が有効だと思います。
ただし、ここには思わぬ落とし穴が潜んでいるということを理解するべきです。
痩せる時に「なんで食事制限をするのか/なんで筋トレをするのか」ということを考えていけば、おのずと答えは出てくるのではないかと思います。
まずは食事についてです。カロリー制限をして、摂ったカロリーよりも消費したカロリーの方が多ければ、嫌でも痩せていきます。これは簡単な足し算・引き算ですね。
ただ、日頃から制約していない私のような人だと、ついついお菓子を食べちゃったりして、1日1がオーバーカロリーになり、その積み重ねで太ってしまっていることが多いでしょう。
糖質制限ダイエットが人気の理由は、糖質を摂らなければ人間は体脂肪をエネルギーとして消費するので、痩せやすくなるというわけです。
一応、糖質制限ダイエットに対して警鐘を鳴らす声もあって、それは「血管が傷付きやすい」とか色々言われています、
私はライザップが話題になるずっと前からこのようなダイエット法を実践してきていますが、今のところはそういう不健康を示唆するような実感はないですね。
定期健康診断の数値も良好です。
そしてなぜ筋トレをするかというと、ダイエットをすると筋肉も細くなってしまい、基礎代謝が落ちてしまうのでそれを防ぐためですね。
筋肉を付けるというよりは筋肉を落とさないようにするために行う筋トレと考えた方がいいでしょう。
そして有酸素運動は、その運動自体で消費カロリーが多いので有効です。
ただし1点だけ注意点があります。
有酸素運動は健康を維持するのにも必要な要素ですが、ダイエット期間だけ有酸素運動をするという場合だと、その分リバウンドしやすくなってしまうかもしれません。
速筋と遅筋って言葉を聞いたことがある人も多いと思いますが、速筋は燃費が悪い(カロリーを無駄に消費する)ので、速筋が多い身体は痩せやすい体と言えるのに対し、長距離ランナーなどの身体は燃費が良い身体になっているので、少ないカロリーでも動ける燃費の良い(カロリーを使わない身体)と言ってもいいでしょう。
素人が片手間に行うダイエットですから、そこまで基礎代謝に大きな影響を与えるとは思えませんが、理屈的にはこうなるってことを覚えておけば、頭でっかちにならず柔軟に対応できるのではないかと思います。